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最終更新日時:2025-03-09 (日) 15:56:33

AIについて

2024年のPJで、エンドSEさんに、「Chat GPTでコーディングはできますか?」と聞かれました。

私の答えは「No」です。

以下は私の認識です。

Chat GPTにかかわらず、 AIは、「秘書」だという認識です。

ただ、どんなに優秀な秘書でも、こちらが何を求めているかを伝えてあげないと、 全く違った作業をしてしまう可能性があります。

A部長は、お茶と言ったら抹茶が欲しい。B常務は、お茶と言ったら紅茶が欲しい。 雇用者が情報を提供しないと、どんな優秀な秘書でも、一言でなんでも察することは不可能です。

AIも同様です

優秀なAIであればあるほど、利用者が「自分は何を求めているか」をAIに伝える必要があります。

さて、翻って、 「AIはプログラムができるか」

ごく簡単なプログラムならばできるでしょう。

ただ、複雑なプログラムはできないと認識したほうがいいです。

それは、AIの機能がどうこう、というよりは、 利用者がそこまでの情報をAIに提供できるか否かの問題です。

また、利用者が理解できない結果を求めたところで、 AIの出してきた結果が正しいか、誰が判断できますか?

AIは秘書です。 秘書が間違ったことをして、周りに影響が出た場合、 責任を取るのは、雇用者かつ上司です。

あなたは、AIの作業の責任が取れますか?

AIは、自分の責任のとれる範囲で利用しておくのが、一番だと、 私は認識しています。


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