DWHを提唱した米国のコンサルタント・William H.Inmon氏は、「DWHは、意志決定のため、目的別に編成され、統合された時系列で、削除や更新しないデータの集合体」と定義しています。 DWHがデータを格納することに特化し、それらのデータがどう活用されるかについては対象外としています。 それに対してBIは、概念的にはデータの格納プロセスも含んでいるものの、どちらかというと分析プロセスに主眼を置いています。 その意味で、DWHとBIは補完関係にあるともいえ、両者を組み合わせて活用することでより包括的なデータ分析を行うことが可能になります。